今回の内容は主にこれから受験勉強を始める高1・高2生および保護者向けの内容となっております。数回に分けて大学入試の基本的な内容やこれからの展望についてイメージしてもらえればと思います
上のグラフは18歳人口と受験人口の推移を表したもので、2015年は速報値、2016年以降は推定となります。2018年度に18歳、受験人口とも横ばい状態から減少期に入っています。また、2017年度は前年比では小幅に増加の模様です。18歳人口の減少ほど受験人口は減っていないといえるでしょう。これは、かつてと比べると高校卒業後に大学進学を志望する人の割合が高まっているためです。
○大学入試を理解するための4つのポイントがあります。
(1)センター試験とは?
(2)国公立大入試とは?
(3)私立大入試とは?
(4)推薦・AO入試とは?
上のグラフはセンター試験の現役生・既卒生の志願者推移を表しています。18歳人口は減少していますが、現役生の志願者は昨年から約7千人増加しています。大学志願率もしくはセンター試験志願者数が上昇しているのがわかると思います。
今年行われたセンター試験(2016年度センター試験)は1月16日(土)、17日(日)に実施されました。参加大学数は693大学(国立82大学、公立84大学、私立527大学、短期大学数157大学)と過去最高になりました。また志願者数は563,768人。また現役生は462,335人で現役生比率は82,0%となりました。
そもそもセンター試験とは?
●センター試験の内容
6教科31科目から成るマークシート式試験で、目的は受験者の基礎的な学力を測るためです。
●受験に必要な科目・科目数
文系・理系。国公立・私立等志望により変動するもので、事前登録のある10月までに決めておきたいものです。以下にセンター試験の問題・解答の特徴をまとめます。
いかがだったでしょうか?基本的は事柄からでしたが、これから受験勉強を始める!という生徒さん・その保護者さん、今一度考えるきっかけになればと思います